メダカの飼い方の基本 PR

【初心者向け】メダカの飼育方法を解説!準備物や知識を蓄えよう

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夏が近づくにつれ、人気が出始めるメダカの飼育。

飼育が簡単なことだけではなく、繁殖させることに喜びを感じることが出来るため、メダカの飼育に夢中になる人は多いようです。

これからメダカを飼育しようとしている人は要チェックです!

メダカの飼育方法

メダカの飼育方法はとても簡単です。

飼い主としてメダカの為にやることは

  1. 飼育環境を整える
  2. 餌をあげる
  3. 水替えをする
  4. 繁殖の手助けをする
  5. 鑑賞する

上記の5つです。

この5つを飼い主として責任を持ってやってあげましょう。

では上記の5つをどのようにやれば良いか紹介します。

飼育環境を整える

メダカの飼育に適している環境を整えましょう。

後ほど紹介する飼育前の準備と少し被りますが、以下の物を用意しましょう。

飼育水カルキ抜きした水で水温は15°C〜30°C
飼育容器1匹に対して飼育水1ℓ以上
底に敷く砂や砂利メダカが傷つかないよう丸みがあるもの
水草産卵、隠れ家、餌、酸素供給
メダカの成長や餓死しない為に
水替え用品ポンプや仮の容器

上記の物があれば最低限、メダカは元気に育ってくれます。

餌をあげる

メダカが成長する為には餌が必要です。

1回あたりに与える量は3〜5分で食べ切れる量です。

最初は量が分からないと思いますが、イメージとしてはコンビニのコーヒーを混ぜるスプーンにすり切り一杯を目安に調節する事をオススメします。

餌の食べ残しがあると、水質の悪化でメダカの病気に繋がります。

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水替えをする

メダカの水替えでよく言われているのは1週間に1度の水替えです。

1週間に1度、

  • 飼育容器の清掃
  • 底砂や砂利の清掃
  • カルキ抜きした水と古い飼育水を混ぜた飼育水の用意

上記の作業をします。

しかしそこまで出来る人は中々居ません。

筆者もそこまでしていませんので安心してください。

水替えのペースをゆっくりにする方法としては、大きめの水槽で飼う、貝やエビと混泳する、フィルター付きのエアレーションをする方法があります。

また、水替えにはカルキ抜きした水の用意や、メダカを一時的に避難させる容器が必要です。

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繁殖の手助け

メダカの繁殖を楽しみに飼っている人も多いと思います。

ただ、メダカの飼育は手助けをしないと中々難しいのです。

理由としては、限られた飼育環境で稚魚や卵は大きいメダカの餌になってしまうからです。

メダカの繁殖を楽しむには

  • 卵をつける浮草
  • 卵を孵化させる用の容器
  • 孵化したメダカを飼育する容器

が必要です。

勝手に増えていくイメージのメダカですが、完全放置では中々増えません。

鑑賞する

メダカ飼育の醍醐味の1つである鑑賞。

実はみて楽しむだけではなく、実は健康チェックにもなっています。

メダカにも様々な病気があり、日々の鑑賞でそれをいち早く察知できます。

メダカの飼育の前の準備

メダカ飼育には以下の物が必要になります。

  1. 飼育水
  2. 飼育容器
  3. 底砂利(砂)
  4. 水草
  5. 水替え用のグッズ

以上の6点をまずは準備してから飼育をはじめましょう。

その他にもあったら便利なグッズもありますが、最低限上記の物があれば飼育できます。

1つずつ説明します。

飼育水

水道水には、殺菌のため塩素が含まれていることは皆さんご存じかと思います。

その塩素が、メダカにとっては、有害物質となってしまいますので、飼育に使う水は必ずカルキ抜きをしておきましょう。

室内でカルキ抜きをする場合は、最低でも2~3日程度は必要です。

すぐにメダカの飼育を始めたい場合は、屋外でカルキ抜きをすることをおすすめします。

屋外なら1日でカルキ抜きが完了します。

また、市販のカルキ抜きを使えば即日飼育が可能なので、時間がない時は買っておくといいですね。

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飼育容器

水槽の大きさを選ぶ時の基準は、メダカ1匹に対し、1Lの水が入るものを準備するといいと言われています。

酸欠になると、もちろん寿命は縮まってしまいますし、繁殖能力も低下してしまいます。

メダカを長く飼育するためにも、小さすぎる水槽は避けておきましょう。

底砂利(砂)

メダカの底砂利(砂)は水質を安定させる効果があります。

底砂利にはバクテリアが繁殖し、バクテリアが糞や餌の食べ残しを分解してくれるのです。

ペットショップにはメダカ用の底砂も売っています。

また、多くの飼育者は赤玉土というガーデニング用の土を使用しています。

レイアウトを楽しみたい場合は自分好みの底砂利(砂)を探してみましょう。

メダカの底砂利(砂)は角の無い、丸みがある物を選びましょう。

角があるとメダカの体が傷ついてしまいます。

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水草

水草は、ただのレイアウトではありません。

産卵時期のメダカは、水草に卵を産み付けます。

また、水草は日陰を作ってくれるため、夏場はメダカたちにとって最高の休憩場所になるのです。

水草を選ぶ時は、「ホテイアオイ」がおすすめ。

ホテイアオは浮草で、産卵の手助けや日陰となってメダカを守ってくれます。

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メダカの餌は今や100均やスーパーでも買えるものです。

餌の栄養価を考えるとやはり高価な餌の方が良いですが、100均の餌でも十分育ちます。

また、水草や生き餌も餌として非常に優秀です。

毎日あげ忘れなく与える自信がない方は、水草や生き餌も併用しましょう。

稚魚の餌

稚魚の餌は、親メダカと同じサイズだと少々大きすぎます。

人間と同様、メダカにも赤ちゃんん用の餌があるので、稚魚用の餌を準備してあげましょう。

パウダー状の餌が売ってありますので、ぜひ探してみてくださいね!

餌をあげるタイミングは、孵化してから3日後。

1度にあげるエサの量は少しにして、何度かに分けることがポイントです。

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水替え用のグッズ

メダカの水替え用グッズはたくさんの物があります。

最低限、網と容器があれば大丈夫です。

その他にもポンプ、トリミング用のハサミ、ピンセット、底砂のならし、砂利クリーナー、ブラシなどが専用の物として販売されています。

必要に応じて揃えていきましょう。

メダカ飼育の基礎知識

メダカの飼育方法や準備物が分かった所で、多少知識が備わったら安心できると思います。

メダカの1年のサイクルと1日のサイクルを基礎知識として紹介します。

メダカの1年のサイクル

  • 冬眠が終わりメダカの活動始まる
  • 産卵を開始する
  • 繁殖のペースが春よりも早くなる
  • 稚魚の成長が加速する
  • 産卵が終わってくる
  • 活動がやや停滞し始める
  • 気温差が激しいので水温に注意が必要
  • 飼育容器のそこでじっと冬眠
  • 餌もほとんど食べない

メダカの1年は上記の図のサイクルです。

春に冬眠から目覚め、ゆっくり活動を開始します。水温が上がってくると産卵する個体もいます。

夏はメダカシーズン到来です。活動が活発になり、どんどん卵を産みます。

稚魚の成長も早く、1番楽しい時期です。

注意点としては、高水温や飼育水の汚れが早くなる点です。

秋は産卵が終わりはじめ、寒い日にはあまり活動しなくなります。

朝晩の気温差に付いていけず、死んでしまう個体もいるので水温を気にしましょう。

冬になるとメダカは冬眠します。

水槽の横でじっと動かず、餌を与えても食べないか、食べても消化不良を起こしやすい時期です。

メダカの1日のサイクル

メダカは日の出と共に起きる

室内では照明で起きる

何かしらの活動をしている
短時間の睡眠を繰り返す

メダカも人間と同じく生活リズムがあります。

いつ見ても元気に泳いでいるイメージのメダカですが、1日3時間前後睡眠しています。

メダカの睡眠は短時間の睡眠を繰り返し行うやり方です。

ユラユラしているメダカを見つけた時、実は睡眠中かも知れません。

夜はなるべく電気を消して育ててあげましょう。

メダカの飼育方法まとめ

メダカの種類は様々で、種類ごとに飼育を楽しんでいる人もいます。

以前は、川に行けば捕れていたメダカも、今では希少価値のあるものとなり、中には数万円もする種類のものも。

小さく、一生懸命に生きている姿が私達人間を虜にしているのかもしれませんね。

初心者でも簡単に飼育できますので、ぜひメダカ飼育を楽しんでみてくださいね!