メダカの飼い方の基本 PR

【メダカのオスとメス】見分け方を画像で解説!1番わかりやすい方法は?

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ご自分が飼っているメダカの性別はわかりますか??

ほとんどのペットショップでは、オス・メス指定せずにランダムで購入することになるかと思います。

ゆくゆくは繁殖にも挑戦してみたいけれど、うちにいるのはオス?メス?

そんな方もいるのではないでしょうか。

メダカの性別はポイントさえ押さえれば簡単に判別できます。

今回は、オスとメスの見分け方を画像つきでご紹介します。

メダカのオス・メスの見分け方

メダカのオス・メスを区別するために見るのはズバリ「ヒレ」です。

メダカにも色々な色の品種がありますが、基本的に見るコツは一緒です。

尻ビレ

まず、尻ビレの形に注目してください。

形が違うのがわかるでしょうか。

メスは三角形(Σ)に近い形をしているのに対して、オスの尻ビレは三角(▶︎)に近い形をしています。

メスの方が尻ビレの後ろの方が短いんですね。

ここが、一番見分けやすいポイントだと思います。

背ビレ

次に、背ビレに注目してください。

オスには背ビレに切り込みがあるのに対し、メスは切り込みがありません。

ヒレの長い品種などは、ヒレの長さが分かりにくいので、こちらで判断した方が良いかもしれません。

腹ビレ

繁殖期を迎えたオスは腹ビレが黒っぽく変化します。

メスはそうした変化がないので腹ビレが黒っぽくなっているメダカを見つけたらオスであると判断できます。

また、腹びれが大きい四角形がメス、小さい四角形がオスという風に区別できます。

その他にもあるメダカのオス・メスの見分け方

上記で紹介したオス・メスの見分け方以外にも、

  • メスの方がお腹がふっくらしている
  • オスは尾びれの先がギザギザとしている

などがあります。

また、繁殖期に求愛行動をしているメダカが見つかればオスとメスが一目瞭然です。

メダカはオスがメスを追いかけ、メスの下をくるくると回って求愛行動を行います。

メスがOKを出せばそのまま産卵が始まります。

求愛行動はだいたい日の出頃に行われます。

そんな時間にメダカを見れない‥という方は前の晩に水槽に黒い布などで覆いをしましょう。

覆いを外して光が当たり始めると、朝だと思ったメダカが求愛行動を始めることがあります。

メダカは性転換する!?


一部の魚は、メスばかりだと一部のメスがオスになる、なんて話を聞いたことがありませんか?

実は、ダカも性転換をするといわれています。

メダカも基本的には生まれもっての遺伝子によってオスとメスが決まります。

人間と同じですね。

しかし、住んでいる環境によって性別が変わるという報告があります。

性転換には光や水温、周りの仲間の性別など色々な原因があげられています。

メスばかりを水槽で飼っていたはずなのに、気付けばオスがいて卵が生まれていたという話もあります。

なんとも神秘的な話ですね。

詳しいメカニズムはまだ明らかになっていません。

しかし、こうやって性転換することでメダカは子孫を残して生き残ってきたのかもしれませんね。

買った時にオス・メスを確認していても、繁殖に挑戦する前にもう一度オスとメスがそろっているかを見てみると良いかもしれません。

メダカの繁殖に一番最適なオス・メスの比率

繁殖にチャレンジする場合、オスとメスは何匹ずついればよいのでしょうか。

繁殖しやすいオスとメスの比率は1:2です。

オスが多すぎると、アプローチのためにいろんなオスに追いかけられメスが弱ってしまいます。

逆にメスが多すぎると、産卵しないままお腹が卵でパンパンに膨れてしまい病気になってしまうこともあります。

また、出来ればオスは1匹だけでなく何匹かいる状態がおススメです。

メダカのペアにも相性があります。

オスとメスを揃えても、相性の悪いペアはいつまでも卵を産みません。

相手の選択肢を広げる意味で、複数匹いれておいた方が繁殖に成功しやすいです。

まずはご自分の飼っているメダカのヒレを見てみてください。

オスとメスの見分け方をマスターすれば、メダカの繁殖も簡単です。

最初は動き回るメダカに苦労するかもしれませんが、ぜひ挑戦してみてください。