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【黄金メダカとは】特徴や種類・生まれる確率・固定率を紹介!

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「黄金メダカ」とは?

いかにも豪華な名前がつけられているメダカで、その名前の通り黄金色が美しい品種です。

2001年にあらゆるメダカの専門店である「めだかの館」様により作出されました。

今ではメダカの品種の中ではポピュラーな品種で、その可愛らしいビタミンカラーが人気を集めています。

また、朱色が特徴の楊貴妃や飴色が美しい琥珀等の原点にもなったメダカであり、品種改良の奥深さを感じさせてくれるメダカ界の立役者です。

「黄金メダカ」の特徴


「名は体を表す」の通り、黄金色の体色が最大の特徴です。その明るい体色は、カラフルな底砂をあしらった水槽や水盆であっても存在感があります。しかも、上見だけでなく横見でも黄金色を楽しむ事ができるのです。

元は茶体色のメダカから生まれ、改良を重ねて作出された経緯のある普通体型のメダカであり、ダルマやヒカリ等の様々な体型がある現在でも名前を変えながら存在感を出しています。

現在いる黄金体色メダカ達!その一部をご紹介!

黄金ヒカリメダカ「秀吉」

高めの体高に菱形の尾ビレ、大きなヒレと背面の輝きが特徴的な品種です。

派手好きで知られるかの太閤も、この美しさには納得するでしょう。

黄金ラメメダカ

ウロコの一枚一枚がラメのように輝く品種です。

黄金色の体色とラメの輝きが相まってより豪華な印象を受けます。

また、背ビレ、尻ビレ、腹ビレが白銀に縁取られるため横見もオススメです。

黄金ダルマメダカ「金鱗丸」

こちらは黄金メダカのダルマ体型を固定化した品種です。

コロコロした体型は琉金にも似た可愛らしさがあります。

黄金ヒカリダルマメダカ「金皇丸」

黄金ヒカリメダカのダルマ体型を固定化して作出された品種です。

ダルマ体型特有のコロコロ感とヒカリ特有の背中の輝きに大きなヒレが豪華さと可愛らしさを強調しています。

「黄金メダカ」が生まれる確率

黄金メダカ同士の交配であれば、生まれてくる稚魚達も黄金メダカの特徴を持つ確率はかなり高いです。

しかし、黄金メダカの難しさは特徴たる「黄金色の維持」にあります。この体色が薄ければ茶色、濃すぎれば琥珀になってしまいます。

そのため黄金色の稚魚が生まれてくる確率は6割くらいと考えておきましょう。

「黄金メダカ」の飼育は難しい?

黄金メダカの飼育は簡単であり、ヒメダカと同じように飼育する事ができます。

また、黒系メダカのように黒い容器でなければ体色が弱くなってしまうという事も無いので水草レイアウトや玉砂を使った和風レイアウトにも良く映えます。

「黄金メダカ」の固定率

固定率は低くないものの、やはり体色の維持が難しい種類です。必ず稚魚には色の濃淡があるため、それを選別する必要があります。

黒系や赤系等の品種は体色が濃いもの同士を掛け合わせますが、黄金の場合は体色が濃いもの同士を交配させ続けても名前の通りの明るく美しい体色の稚魚は生まれて来ない、と作出した本人が既に語っています。

まとめ

今回は、収穫前の稲穂のように美しい黄金メダカについてご紹介させていただきました。

このメダカはポピュラーな品種だからと言って侮るなかれ、ベストな状態で飼い込まれた個体は他の品種のメダカと混泳させても見劣りしないどころか抜群の存在感を出してくれます。

気になった方は、是非このメダカをご自宅に迎え入れ、黄金の輝きに酔いしれてください。

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