メダカを飼ってみたいと思っても、どのくらいの大きさの子を買えば良いのか迷いますよね。
また、メダカを買ったは良いが、成魚なのか、年齢はいくつなのか、素人では判断しにくいですよね。
そこで、一般的な稚魚から成魚までのメダカの大きさや年齢についてご紹介します。
購入する時の基準にもなりますので、参考にしてみてください。
メダカの大きさ
メダカの大きさは以下の表の通りです。
大きさ | 性別 | 産卵 | |
稚魚 | 0.5mm~1.9cm | 見分け不可 | できない |
成魚 | 2.0cm~4.0cm以上 | 見分け可能 | できる |
孵化した直後は体長が0.5mmと小さいですが、だんだん性別も見分けられるくらいに大きくなり、3か月後には立派な成魚になります。
成魚の大きさは2.0cmですが、歳をとるにつれ大きくなり、最大4.0cm以上のメダカに成長させることも可能です。
ただ、初心者の人がいきなり4.0cmものメダカに成長させるのは難しいので、育てたいと考えている人は一般的な成魚を育てられるようになってからにしましょう。
メダカの大きさで分かる年齢
メダカの年齢は以下の表の通りです。
1歳 | 2.0cm |
---|---|
2歳 | 3.0cm~3.5cm |
3歳 | 3.5cm~4.0cm |
4歳 | 4cm以上 |
メダカの寿命は1、2年です。
しかし、人間の飼育下にあれば3、4年生きられます。
メダカの中には5年も生きている魚もいるので、どれだけ飼育に力を入れているかで寿命は変わるでしょう。
上記の表はあくまで基準です。
メダカも人間と同じように個体によって大きさは異なりますので、どうしても年齢をはっきりさせたいなら、買う前に店員さんなどにしっかり確認しておきましょう。
メダカを買うときにちょうど良い大きさ
メダカは様々な大きさのものが売られています。その中で初心者におすすめなのは、やはり2.0cm以上のメダカです。
飼育目的にもよりますが、繁殖も視野に入れているなら、性別もはっきりしている成魚の方が問題なく産卵してくれます。
そのため、男女のペアで売られているものを買うと良いでしょう。
稚魚になるとまだ性別がはっきりしておらず、成魚になる前に死んでしまうリスクの方が高いです。
さらに、育てたメダカがすべてオスだった場合、新しくメスのメダカを買うことになるので費用がかさ張ります。
そのため、観賞用や繁殖を目的にしたい場合は、成魚のメダカがおすすめです。
また、繁殖目的ではなく長くメダカを飼いたいという人は、成魚よりも飼育に気を遣いますが稚魚を購入すると良いでしょう。
ネットでメダカを買う際のサイズ表
メダカのサイズについては以下の表の通りです。
オークションやネットショップで買う際、参考にしてください。
サイズ | 体長 | 性別 | 産卵 |
SS(稚魚) | 0.5cm~1.0cm | 定まっていない | できない |
S | 1.0cm~1.5cm | ||
SM | 1.5cm~2.0cm | ほぼ確定 | |
M(成魚) | 2.0cm~2.5cm | 確定 | できる |
ML | 2.5cm~3.0cm | ||
L(2、3歳くらい) | 3.0cm~3.5cm | 産卵できないものがいる | |
LL(最大魚、4歳) | 3.5cm~4.0cm |
前述で紹介したおすすめサイズが、Mサイズですね。
生後3か月ほどなので、人の飼育下であればあと3、4年は生きられます。
Lサイズまでいってしまうと、飼育できる時間は限られてしまうので完全に観賞用です。
また、産卵しない可能性もあるので、繁殖目的ならやはりMサイズやMLサイズが良いでしょう。
SSサイズだと小さすぎるので、成長記録を取りたい人向けです。
性別が決まる楽しみを味わいたい人は、SやMSサイズなどのある程度大きくなったメダカにすると飼いやすいでしょう。
まとめ
どのサイズのメダカを買うのかは、すべて飼い主が決めることです。
メダカもひとつの命なので、稚魚から買いたい人は、成魚になるまで面倒を見られるのか考えてから買いましょう。
成魚を飼いたいと思っている人も、必ずしも病気にならないわけではないので、飼育を怠らないつもりで買ってください。
面倒くさいと思う時もあるかもしれませんが、メダカは1年でかなり成長するので、飼育する楽しさがありますよ。