メダカの飼育水

【メダカの飼育水】種類や良い水の作り方・理想のPH値を紹介

メダカを飼い始めると次々とわからないことが出てきますが、その疑問のひとつにメダカの飼育水のことがあります。

はたして、水道水を使っていいものなのかなんて、メダカを飼うときに考えてしまう方も多いようです。

なかには池や川に水を汲みに行った人もいるかもしれません。

メダカの棲みやすい水温や水質は?などほかにも水槽の水について気になることも多いことでしょう。

そこで今回はそんな方に向けて

  • 水槽で使う飼育水の種類
  • メダカに最適な水温やPH
  • 水槽の水を維持する方法

について記事にしていますので気になっている方は参考にしてみてください。

メダカの飼育水の種類

メダカの飼育水には、大きく分類すると

  1. 飼育に使用する水
  2. 病気の治療に用いる水

の2種類に分かれます。

さらにメダカの飼育に使う水はカルキ抜きをした水道水とグリーンウォーター。

病気の治療に用いる水は塩浴と薬浴があり、それぞれ2種類に分けられ計4種類になります。

1つずつ紹介していきます。

カルキ抜きをした水道水

一般的にメダカの水槽には、カルキ抜きをした水道水を入れます。

メダカの飼育水に、特別にろ過して作られた純水などを用意する必要はありません。

水道水で十分です。むしろ塩素で殺菌されている水道水は、メダカの飼育水に向いているでしょう。

ただし、水を1日ほどバケツや洗面器など容器に汲んで放置しておいて、確実にカルキを抜いてから水槽に注いでください

緊急に水替えをしなくてはいけないときにカルキ抜き水道水がない場合は、中和剤が市販されていますのでこちらでカルキ抜きをしましょう。

塩素で消毒された水道水に直接いれるとメダカはすぐに死んでしまいます。

グリーンウォーター

グリーンウォーターもメダカの飼育に用いられることが多いです。

グリーンウォーターとは、水分中に植物プランクトンや緑藻類が大量に存在している水のことです。

植物プランクトンや緑藻類がたくさんいるので、この緑が水に反映されて水の色はグリーンになります。

棲息する植物プラントンはメダカの餌になり、また植物プランクトンや緑藻類はメダカに有害な物質も吸収してくれるため水質維持にも役立ちます。

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塩浴


次にメダカが病気のときに使用する飼育水ですが、まず塩浴を紹介しましょう。

メダカに塩水と聞くと首をかしげる方もいるかもしれませんが、メダカ自体は汽水域でも棲息可能で、ある程度の塩分濃度のある水でも生きられます。

なぜ病気の治療に塩水を使うかというと、塩水でメダカを泳がせると寄生虫や細菌を殺すことができ、浸透圧が近くなるためメダカの負担を減らせるからです。

このため、寄生虫や細菌が原因の病気のときやメダカの体調が悪くなったときには塩水を使って治療を行います。

薬浴


病気治療ために薬浴も用いられます。

薬浴とは、メダカの病気治療のために薬の成分を水に溶け込ませて、メダカを泳がせることです。

観賞魚用の治療薬があり、水カビ病にはニューグリーンF、尾ぐされ病には観パラDといったふうにメダカが病気のときに水槽に薬を入れて泳がせて治療をします。

メダカに良い飼育水

メダカの水槽に使う水は水道水で構いませんが、水槽の水がメダカに適したものであればメダカも元気に育ちます。

水温やPH値といったことにも気を配りましょう。

水温

飼育水は15度から28度の水温をキープし、急激な水温変化を起こさないように環境を整えてあげる必要があります。

メダカは18度から28度の間が適温です。

寒くなり水温が15度以下になるときはメダカの活動は低調になり、水温5度から10度になると冬眠をします

逆に水温が30度を超えても、人と同じように暑さにやられて活発に動きません。

春や秋の過ごしやすい季節でも昼と夜の急激な温度変化で弱ることもあります。

水温をキープするには大きな飼育容器で飼う、またはヒーターを使用する方法があります。

PH値

PH値は6.5から7.5の間がメダカの飼育に適していると一般には考えられており、この数値を保つことが大切です。

PH値が低い酸性化が進んだ水は、メダカが病気になることが多くなるため注意してください。

ただし、水を弱酸性にするのはメダカに産卵を促すためにはいいと言われています。

水槽のPHを検査するキットや水温計はショップで購入できますので、用意しておくといかもしれません。

飼育水の維持管理

せっかくPH値を最適に保ち、水温を安定させていても飼育水は何もしないと悪くなります。

こうならないために、しっかりと水槽を管理しましょう。

餌やりは控えめに、餌はメダカの食べきれる量をあたえるようにしましょう。水底にたまっている糞や餌の食べ残しは気づいたらすぐ掃除するようにしてください。

メダカに餌やりするのはメダカ飼育の楽しみのひとつなのですが、食べ残しの餌は水底に沈んでいきます。

これにメダカは糞が加わり水を汚してしまいます。糞や餌はメダカの害になるアンモニアを発生させる原因です。

掃除とあわせて、水替えも定期的に行うようにしてください。

冬になり寒くなるとメダカも活発には動かないため原則水替えをする必要はありませんが、活動が活発になる夏場は週に1回水槽の水の2分の1から3分の1ほどを水替えするようにしましょう。

こうすることで水質を維持できます。春や秋は2週間に一度ほど水槽の水の4分の1ほどの水替えで対処します。

水槽クリーナーや水槽の底付近から水替えができるポンプも市販されていますので、水底の掃除と水替えはさぼらないようにしましょう。

まとめ

メダカの飼育水を最適に維持するには多少の手間が必要です。

面倒ですが、楽しんで取り組んでみてください。

そうして、居心地のいい水で元気に泳ぐメダカを鑑賞しましょう。