この記事では実際に経験した水替え直後の白濁りについて書いてます。
水替え直後から発生した白濁りをどう解消したのか是非参考にしてください。
目次
白濁りとは
水槽の白濁りとは、文字通り水槽内が白く濁った状態です。
水槽内の水もドブ臭くなり、飼育している生物が死んでいく事もあります。
白濁りの原因
白濁りには3つの原因があります。
- 水替えや水槽の立ち上げ
- 敷き砂や砂利の入れ替え・洗浄またはろ材の入れ替え
- 水替えを長い間していない
1つずつ紹介します。
水替えや水槽の立ち上げ
今回実際に起こった白濁りの原因は「水替え」でした。
60cm水槽の水を本当はダメな事と知りつつ、全部入れ替え。
水槽内のバクテリアが全滅して、ろ過が出来ずに白濁りが発生してしまいました。
水槽の立ち上げも同じく、バクテリアが繁殖していないので白濁りが起こりやすくなります。
敷き砂や砂利の入れ替え・洗浄またはろ材の入れ替え
敷き砂や砂利、ろ材に生息していたバクテリアがいなくなってしまう事が原因で起こる事もあります。
水替えを長い間していない
水替えを長い間しないと、ろ材の目詰まりしてろ過能力が低下して白濁りします。
また、餌の食べ残しや糞が溜まっていく事で水槽内のアンモニア値が上昇して、白く濁ります。
実際に行った白濁り解消方法
白濁りの解消方法は2つあります。
- ろ過フィルターを設置する
- 濁り取りを導入する
以上の2つです。
ろ過フィルターの設置
今回実際に行ったのは「ろ過フィルター」の導入です。
水槽の大きさに合った商品を選んで設置。水槽内のメダカにストレスを与えないように水流は弱くして起動しました。
導入から水が白くなるまでの過程を紹介します。
1日目
15時に設置。
見ての通り設置直後は生態が見えない程白濁りしています。
後ろから光を当てても光が通りません。
2日目
翌日の朝の写真です。
1日目よりも多少マシになっています。ドブくさい匂いはこの時点でほとんどなくなっていました。
昼になるとだいぶ透明度が戻ってきます。
そして初めて上から撮影。
メダカの姿は確認できますが、綺麗に映らない程には濁っています。
3日目
水槽の奥まで見えるようになりました。
3日目になると毎日1匹ペースで死んでいたメダカも死ななくなり、飼育環境も改善されてきたようです。
上からの写真でも透明度が上がってきている事が分かりました。
濁り取りを導入する場合
市販されている商品には、白濁りに特化した濁り取りがあります。
種類も様々で、液体や種、石、砂、など、白濁りに対して効果的な成分を含む商品です。
これらは即効性があるようで、導入して即効果が現れ始めるようです。
私の場合は4000円の商品を勧められ予算が無かった為断念しましたが、楽天やアマゾンには1000円前後で同様の効果が得られる商品が販売されています。
今後の白濁り対策
今後白濁りを繰り返さない為に、自戒の意味も込めて対策を紹介します。
水替えを一気にしない
基本中の基本の事ですが、やはり水替えの際に水を全て替えるのはよくないです。
水中のバクテリアを全滅させない為にも、少しずつ変えていきましょう。
底に溜まった糞や食べ残しも小まめに吸引していく事で白濁りをふせく事ができます。
水槽立ち上げの時は市販のバクテリアを導入する
バクテリアがいない状態で飼育を始めると白濁りを起こす可能性が高くなる事が分かりました。
市販のバクテリアを導入して、水槽立ち上げの際の白濁りを防ぐ事ができます。
ろ過フィルターの交換
ろ過フィルターは長く使っていくと目詰まりを起こします。
水槽のろ過性能を落とさない為にも数ヶ月に1度は交換していきましょう。
また、ろ過フィルターを二台設置している場合は片方ずつ変えていく方がいいそうです。
白濁りを放置する場合
インターネットで白濁りを検索すると「放置して大丈夫」という情報もあります。
完全に自己責任ですが、放置すると体の弱いメダカは死んでしまうので要注意です。
特にドブ臭い匂いを発している場合は早急に対策する事を勧めします。