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【ユリシスめだか】特徴や作り方・生まれる確率を紹介

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ユリシスの特徴

ユリシスはめだかメダカさんが作出した品種で黄色の斑紋の入る体にきめ細やかな青みを持ったラメが乗ったオーロラといったところでしょうか。

名前の由来は幸せを運ぶ蝶「ユリシス」から名付けられたと舞めだかさんのブログにて明かされています。

ただ、このユリシスに非常によく似た品種は多く、「オーロラ黄ラメ」「夜桜ブルー」、すべてが黄色の斑紋とラメの入るオーロラ個体という共通点があります。

ユリシスにはコレといった明確な特徴の記載がないため、正直、似た品種はかなり存在しているんです。

ユリシスのほうが黄色が強くてラメが青っぽい印象は見受けられますが、それでもどうも全部並べられたら、どれがどの品種か当てられる自信はありません。

これらの品種はほぼルーツは同じですから、よく似た見た目になってしまうことは仕方ないかもしれません。

作出者によって名前は違いますからね、作り方も基本的には公開しないですし。メダカの品種はブランド名みたいなものですから、名前が違っても見た目が似てくるのはこういった理由があります。

ユリシスの作り方

ユリシスの作り方は明かされていませんが、舞めだかさんのブログより月弓×?×?と言うことが明かされています。

月弓は黄色が魅力的なオーロラ個体の品種です。そこにラメが乗るために何が掛け合わされているのか。

様々な品種が予想されますが、おそらくはラメ系のオーロラ、もしくはラメ重視の個体ではないかと考えられます。

考えられるものとしては琥珀ラメ、サファイア夜桜オーロラ黄ラメなどではないかと考えられます。

ユリシスが生まれる確率

ユリシスもまたオーロラ個体であることからかなり生まれてくる子供にはムラが出ます。

ラメは多くともユリシスの特徴ともされる黄色い斑紋はかなりムラがあります。

ユリシスの飼育は難しい?

ユリシスは普通体型のメダカであり、その他メダカと同様の飼育で問題ありません。

リアルロングフィンや松井ヒレナガをはじめとするロングフィン系のメダカはヒレに関連した病気になりやすかったりします。ヒカリ体型や背びれなしメダカは雌雄の判別が難しいなど初心者におすすめしにくい点があります。

一方でユリシスは繁殖に関しては雌雄判別がしやすく、産卵もよくしてくれるようです。

その美しさを堪能するためにも上見飼育で背中のラメを楽しむのがいいでしょう。

また黒い容器のほうが黄色の色上がりが良く、ユリシス本来の魅力を楽しむことができます。

 ユリシスの固定率

ユリシスは固定率は低めというのか、かなりムラがある品種です。銀色っぽい体にキロの斑紋が乗ったり、黄色の斑紋が濃すぎるために金色に見えたりする個体までかなり幅広い表現の現れます。

ユリシスの定義が明確に表されていないため、どの個体が美しいかは飼育する方によってまちまちといった印象を受けます。

私はラメが多く、銀色味の強く、黄色い斑紋が濃く出た個体が好みです。

共通する点としては黄色というのがミソになってくるので、ラメが多くてもオーロラ原種に近い灰色というか半透明の黒のような個体は選別外にしています。

そのためユリシスの固定率は「ない」と言いますか、完全に個人の好みなので人によって変わってくると思います。

個人的に好みの個体が生まれてくる確率は20〜40%くらいと考えていますが、まずは好みのユリシスを見つけるところから始めててみるべきかもしれません。

まとめ

ユリシスは2021年にリリースされて以降、長らく人気の絶えない品種で現在もヤフオクで高額取引も行われています。ショップにも並ぶようになり、平均すると1ペア5000円くらいが相場かと思われます。

飼育や繁殖の難易度は高くなく、初心者でも手を出しやすい品種かもしれませんが、生まれてくる個体はかなりムラがあり、飼育者の好みによって分かれるでしょう。

オーロラ系はよく似た品種が多く、作出者によって名前が異なる場合が多いです。自分の好みのものをリサーチしてから購入することをおすすめします。

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