メダカの病気 PR

メチレンブルーの使い方や使用期間を紹介!気になる餌や使い方も

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メダカを長年飼っていると、病気に向き合う時が必ず来ます。

病気を治すには薬浴などが効きますが、メチレンブルーも有効な手段です。

では、メチレンブルーはどういう時に使えば良いのでしょうか?

メダカを浸けている時に、餌をあげても良いのか心配ですよね。

そこで、メチレンブルーの使い方や、その期間についてご紹介します。

メダカ飼育にメチレンブルーとは

メチレンブルーは青銅色を持つ無臭の結晶でできており、水に溶かすと鮮やかな青色になり、主に色素材として使われます。

水に溶かし太陽に当てると、一重項酸素という活性炭素を発生させ、それが殺菌効果を発揮します。

主に、白点病水カビ病を防ぐためや、卵の孵化率を上げるために使われます。

メチレンブルーの使い方や効果

メチレンブルーの使い方は簡単です。

  1. メチレンブルー10mLに対し、水40~80Lで溶かす。
  2. メダカを5~7日浸ける。

以上です。難しくないですよね。メチレンブルーの容量は、商品によって分量が異なるので、説明をよく読んでから行ってください。

メチレンブルーの効果は、1週間程度です。効果がなくなると、青い水が薄くなるのですぐに分かります。

メチレンブルーは色素材なので、使った後はメダカや卵の色が青くなりますが、1週間もすれば元の色に戻るので心配は入りません。

青い魚が見たくないという方は、薬浴や塩浴でも同じ効果があるので、そちらを行うと良いでしょう。

色が青くなることを利用すれば、卵が無精卵かも見分けることができます。

色がいつまでも抜けない卵は無精卵です。無精卵は孵化することはなく、水カビが生えてくるのですぐに取り除きましょう。

使う時に注意すべきこと

使い方は簡単ですが、メチレンブルーを使う際は下記のことに注意してください。

  • 直射日光は避ける
  • フィルターのろ過部分は取り除く
  • 砂利や水草はあらかじめ取り除く

メチレンブルーは、太陽の光で活性炭素を発生させますが、同時に強い光を直接与えると有効期間が短くなってしまいます。

蛍光灯や室内灯でも代用できるので、布などを被せて光が直接水槽に当たらないようにしましょう。

また、メチレンブルーはフィルター内や水草に潜んでいるバクテリアまで殺菌してしまいます。

そのため、浸ける前にあらかじめ取り除きましょう。

以上のことに気を付ければ、とくに問題なく使えますよ。

メチレンブルーを使う期間

メチレンブルーの効果は1週間程度です。

しかし、浸けても一向にメダカの体調が戻らない時があります。その時は、新たにメチレンブルーを追加してみると良いでしょう。

追加することで水槽が濃い青色になりますが、害はありませんので大丈夫です。

また、病気を早く治してあげたい気持ちで多く入れる方もいるようです。

多めに入れても害は無いですが、効果も変わらないので用量は守って使う事をオススメします。

それでも効果がない場合は、薬浴や塩浴に切り替えてみるのも良いでしょう。

メダカの卵を管理する場合ですが、カルキ抜きしていない水にメチレンブルーを溶かします。

そこに卵を入れて管理することで、水カビ予防になり孵化する確率が上がります。

孵化するまではメチレンブルーに浸けて置くようにしましょう。

メチレンブルーを使ってるときはエサをあげていい?

餌は必ず与えてください。空腹の状態だと、さらにメダカの病状が悪化します。

しかし、メチレンブルーに浸けている時は、バクテリアも死滅しているので食ベカスやメダカのフンを処理してくれるものがいません。

そのため、水槽が汚れない程度に餌をあげるようにしましょう。

まとめ

メダカは飼育初心者の人でも買いやすい魚です。しかし、だからといって管理を怠ると病気に罹ってしまいます。さらに、卵も毎日観察していないと水カビが生えて、孵化しなくなるケースも少なくありません。

メチレンブルーはその2つを解決してくれるアイテムですが、こちらも使い方を間違えると余計な手間が増えることになります。

魚を飼うことは大変ですが、今回紹介したメチレンブルーを有効活用して、元気なメダカの姿を維持していきましょう。